本学会では、年に1回学術大会を開催いたします。学術講演、ワークショップを行いつつ、症例報告を通したディスカッションを中心に据えたものといたします。

1、学術大会の予定と内容

日時:2025年3月1日(土)・2日(日)

開催場所:大阪公立大学りんくうキャンパス 5F多目的ホール(大阪府泉佐野市)

大会長:堀 寛史(甲南女子大学)

準備委員長:金田和輝(京都先端科学大学)

参加費:7500円

一般演題登録期間 2024年12月8日〜2025年1月31日 詳細はこちらから

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プログラム

3月1日 ===day1===

◎プログラム1
 開会挨拶と基調講演 『理学療法推論とは何か』

・時間:45分
・講師:堀寛史(甲南女子大学)
・座長:岩田健太郎(神戸市立医療センター中央市民病院)
・内容:「理学療法推論についての概念や実践について」について講演
・目的:本会の成り立ちや達成地点を共有し日本での理学療法推論の幕開けを宣言する

◎プログラム2
 ポスター発表『本学会世話人による理学療法推論の実践』

・時間:1時間30分
・講師:7名の世話人
・座長:なし
・内容:本学会の世話人が症例報告を通して参加者に理学療法推論の実践を提示
・目的:参加者が臨床で理学療法推論を考える思考プロセスの参考にすること
・方法:参加者は各世話人の症例報告に対し自由度高く質問および議論を行う

◎プログラム3
 パネルディスカッション『実習指導者の観点からー実習教育に症例報告は必要かー』

・時間:45分
・演者:急性期・岩田、回復期・中谷、慢性疾患・島原、クリニック・江原
・座長:村部
・課題①:実習ではハラスメント防止の観点から症例報告等のレポート課題が減少
・課題②:症例を通した理学療法推論過程の学習と実習指導者によるフィードバック機会の希少
・討論:従来型の症例報告やレポート課題の意義を見直し、参加型実習での過不足について議論
・展望:今後の理学療法実習のあり方を模索
・方法:プレゼンテーションなしの議論

◎プログラム4
 ワークショップ『グループワークによる理学療法推論実践』

・時間:2時間
・内容:参加者がグループワークで臨床推論を実践し世話人が参加者へフィードバック
・目的:実践を通した臨床推論を行いリアルタイムで思考プロセスの参考を与えること
・方法:事前に準備した症例に対してグループワークで臨床推論を実践

3月2日 ===day2===

◎プログラム5
 一般の部 演題発表『理学療法推論の報告』

・時間:2時間
・内容:参加者から一般演題を通して症例を提示(4〜6演題)
・目的:参加者の症例報告を建設的および発展的な議論へ展開すること
・方法:口述およびポスター発表で質疑応答等から指導を実践

◎プログラム6
 シンポジウム『理学療法推論は必要か ー臨床と研究それぞれの立場からー』

・時間:1時間
・演者:石橋・村部・金田
・座長:堀寛史(甲南女子大学)
・課題:私たちは個別具体を追求するのか、画一性・エビデンス構築を優先すべきか
・討論:実践すべき臨床推論とエビデンスの使用方法、構築手法について
・展望:理学療法における個別性と画一性の協調を模索
・方法:5分程度のプレゼンテーションを行い、後に議論

◎プログラム7
  閉会のあいさつ『学会総括と次回展望』 

・時間:35分
・講師:大会長 堀寛史(甲南女子大学)
・座長:要検討
・内容:大会長より「本学会の総括並びに次回の展望」について講演
・目的:これまでの方向性の結果を受け止め、今後の活動意義に繋げる